青少年の指導方針

(子供たちが最初に覚える『心得箇条』)
当たり前のこと
人間として、「当たり前」のことを当たり前にできることが必要です。たとえ立派な人間になれなくても、「普通」のことが普通にできる人になることが大切です。
したがって稽古の具体的な目標は「当たり前の実践」です。
…といっても、いまや価値観の多様化の時代、「当たり前」の規範、「普通」の基準が、わかりづらくなっています。
あれもあり、これもあり…、つまり何でもありで、どれも「個性」とか「個人の自由」「権利」「平等」…といった言葉の陰に隠れて、裏を返せば、単純に好き勝手にやりたい放題のことを野放しにしているだけになっている気がします。
われわれは「当たり前のこと」とは、このようなことだと考えています。
- 挨拶や返事ができること
- メリハリ(節度)がつけられること
- 落ち着きや集中力を身につけること
- 我慢する力(忍耐力)・続ける力(継続力)を身につけること
- 約束や時間を守ること
- 忘れ物をしないようにすること
- 早めに前もって準備をすること
- 履き物(靴)をそろえること
- 整理整頓の習慣を身につけること
- 服を畳む習慣をつけること
- 掃除をすること
- 物を大事にし粗末にしないこと
- 食べ物を大切にして残さず食べること
- 嘘とついたりごまかしたりしないこと
- 失敗を恐れないこと。
- 失敗したらやり直すこと(取り返す努力をすること)
- 学ぶ姿勢、人の話を聞く姿勢を身につけること
- 身のまわりのことは自分でできるようにすること
- 物事の変化、違和感、危険を察知する感性を身につけること(護身術)
- 臨機応変に対応する力を身につけること
- 基礎的な体力と柔軟性を身につけケガをしない体の使い方を身につけること
- 箸の使い方や鉛筆の持ち方を正すこと
- その場に合った言葉の使い方と態度を身につけること
- 日本の歴史や伝統文化に敬意を持ち日本人としての誇りと自覚を持つこと
などなど…日々の稽古で実践しているのは、こうしたことです。いろいろな価値観が尊重される時代ですが、私どもはこうしたことこそ「当たり前のこと」と考え、信念として指導に当たっています。



